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こだわりのキッチン空間「ゲートスタイル キッチン S-1」

2013年5月に完成した愛知県岡崎市のF様宅。奥様のたっての希望でEIDAI の「ゲートスタイルキッチンS-1」をご採用いただきました。オールステンレスのキッチンは、ご主人こだわりの薪ストーブとの相性も抜群!ご自慢のキッチン空間を拝見させていただきました。

▲ フレーム構造を採用した「ゲートスタイルキッチン S-1」。風通しがよく、臭いもこもらず衛生的なのも採用の決め手となりました

シンプルなステンレスキッチンにひと目惚れ!

F様宅の建設地は、もともと奥様が祖父母から相続を受けたものでした。現在、F様ご夫妻は仕事の都合で名古屋市内にお住まいですが、岡崎市内に住む奥様のお母様と同居するための家を建てることになり、以前から付き合いのあるIBE 設計企画(岡崎市)の井部裕之社長に設計および建築を依頼します。
家づくりおいて、奥様がもっともこだわったのがキッチンでした。本当に気に入ったものを選ぼうと、インターネットなどで情報を収集するなか、心をとらえたのがEIDAI の「ゲートスタイルキッチン S-1」でした。
「もともと、シンプルで開放的な感じのキッチンを探していました。EIDAI さんのホームページで見つけてひと目惚れし、名古屋のショールームに実際の商品が展示されているとわかったので、すぐに主人と出かけました。実物を見てますます気に入り、『キッチンはこれにしたい!』と井部社長に相談、快く対応していただきました」(奥様)。

風通しのよいフレーム構造が採用の決め手に

F様宅では当初、対面式のキッチンをお考えでした。しかし、住宅の構造上、キッチンの設置場所に柱とボルトがぶつかることが判明。そこで、ボルトを隠すための収納棚をリングとキッチンの間に設けることとなり、その背面に壁付けタイプのI型を設置されました。
「収納棚は井部社長のアイデアです。キッチンの幅にピッタリ合わせていただき、納まりがとてもよいのと、収納も確保できたので結果的に大満足です」と奥様。
収納棚は大容量で、お客様用の食器のほか、祖父母が使われていた思い出の食器なども大切にしまわれています。
キッチン側に回ると、収納のためのオプションパーツを必要最小限にとどめており、スッキリした印象です。「自分でいろいろカスタマイズできるのも、この商品の魅力ですね。私たち夫婦は仕事の都合で今も名古屋に住んでいるのでまだ物が少ない状態ですが、いずれこちらに引っ越したら徐々に収納を増やしていくつもりです」(奥様)。
シンク下は、炊飯器などの家電を置けるように、ちょうどよい位置にコンセントが設置してありました。
ゲートスタイルキッチンは、シンプルなフレーム構造で足元がオープンになっているのが特長です。水や加熱機器を頻繁に使っても湿気や熱がこもりません。この点は、奥様がキッチン選びにおいて最も重視したポイントでした。
「今使っているキッチンは壁付けの古いタイプ。シンク下を開けたときなどのモワッとした感じがなんとも不快で、臭いがつきにくい開放的な感じのキッチンが条件でした。ゲートスタイルキッチンは風通しがよく、清潔感があっていいですね」。
熱や水に強く、さびにくいステンレスはキッチンに最適な素材。フレーム、キャビネット、ワークトップまでオールステンレス製のゲートスタイルキッチンは、掃除もしやすく、いつも清潔な環境を保てます。実際に毎日使われているお母様も、お手入れのしやすさが気に入っているそうです。

  • ▲ 美しいヘアライン仕上げを施したワークトップ。調理プレートを付け足せば、シンクの上も調理スペースとして活用できます

  • ▲ 加熱機器の下は、オプションのスライドラック。手前に引き出せるので収納物を楽に出し入れできます

  • ▲ 包丁やさまざまな調理道具を収納できる3段引き出しをチョイス

  • ▲ レンジフードもスタイリッシュなステンレス製で美しさが際立ちます

  • ▲ シンク下のオープンスペースには今後オプションのワゴンを追加予定。家電も置けるようコンセントを設置

薪ストーブに合わせてキッチン空間を構成

家づくりはほとんど奥様にお任せだったというご主人ですが、どうしても叶えたい希望がありました。キッチン空間に設置した薪ストーブです。
「ずっと薪ストーブのある生活にあこがれていたんです。いつか家を建てるなら絶対に欲しいと思っていて、実現することができました」。
煉瓦の壁やタイルの床など、キッチン空間の内装は薪ストーブの雰囲気に合わせてコーディネート。当然、採用するキッチンにも薪ストーブとのデザイン的な相性が求められました。
「シンプルでスタイリッシュなゲートスタイルキッチンにして正解でした。タイルの床は薪ストーブをダイレクトに置けるということで選びましたが、結果的にゲートスタイルキッチンのステンレスともぴったりでした。リビングの無垢フローリングとも相性が良いです」(ご主人)。
薪ストーブは暖気が家中をめぐるように設計されており、冬はこれ一台で暖かく過ごせるのだとか。お庭につくられた専用の薪小屋には、今年の冬に備えてたくさんの薪が準備されていました。
天板や炉内でいろいろな料理を楽しめるのも薪ストーブの魅力。もともと料理がお好きだというご主人は、すでに専用の調理道具を一式揃えられています。
「まずはピザを焼いてみたいですね。冷凍ピザも本格的な味になるそうですよ。仕事を引退し、のんびりできるようになったら、バルコニーに友人を集めてホームパーティーを開きたいと思っています」。
広々とした空間を確保したバルコニーは、第二のリビングとして活用できるよう、ご主人がこれから少しずつ整備していくのだとか。キッチン側から出入りできるので、作った料理をすぐに運べて動線的にも便利です。
現在は別荘感覚で頻繁にこちらに訪れているというF様ご夫妻。こちらに移住されるのは数年後の予定ですが、今から新しい生活への思いをふくらませています。

床材や建具もEIDAI の商品で統一

今回、床材、階段、建具、クロゼットにいたるまでEIDAIの商品をご採用いただいたF様邸。
階段にはムクの集成材である「サイクルウッド集成材階段」を使用。再生可能なサイクルウッドを使用した環境にもやさしい商品です。
1・2階の建具とクロゼットの扉は、すべて「アーバンモードα」の縦木目フラットデザインを採用。シンプルでありながら、モダンな空間を演出しています。
これらの商品はディープウォールナット柄で統一。落ち着きのある内装に合わせてカラーコーディネートされています。
ご夫婦が使用する2Fのフローリングは、木目が際立つ3Dメイク塗装を施した「フィールグレインフロア」が採用されました。「3Dメイク」とはEIDAI 独自の塗装で従来の塗装方法に木目を強調させる1工程をプラスしたこだわりの塗装技術です。
「3Dメイク」を施すことでビーチの上品な木目、オークの力強い木目を立体感さえ感じさせるほどに鮮やかに際立たせます。また、耐久性があり、お手入れのしやすさも人気です。カラーはやはりディープウォールナット色を選ばれました。「木目が美しく、上質感のあるところが気に入っています」と奥様。ブラック色の和風壁紙との相性もピッタリです。
ちなみに、庭の蒔小屋と愛犬ジャック君の家も同系色で統一!井部社長に住まいとの一体感が出るようにお願いして仕上げてもらったそうです。

  • ▲ 玄関横に設けた大容量のシューズインクローク。
    まだまだ入ります!

  • ▲ キッチン奥の収納庫はフィルカーゴを採用。
    棚板で日用品をすっきり収納しています

  • ▲ 2Fのフローリングは木目が際立つ「フィールグレインフロア」をチョイス。建具は1F同様「アーバンモードα」で統一

ビルトイン収納「フィルカーゴ」でクロゼットの中もすっきり

収納スペースを充実させたのもF様宅の特長です。効率よく物を収納できるようにと、井出社長から提案されたのがEIDAI の多目的ビルトイン収納「フィルカーゴ」でした。
「フィルカーゴ」は、個室や寝室のクロゼット、和室の押入れ、パントリー、シューズインクロークにいたるまで、どこにでも設置できるEIDAI の人気商品。棚板、ハンガーパイプ、引き出しなどの部材を自由に組み合わせて、ライフスタイルに応じた収納空間を簡単につくることができます。
玄関横には、フィルカーゴで大容量のシューズインクロークも設置。お母様は靴をたくさんお持ちですが、すっきり収納できており、スペース的にまだまだ余裕があります。

今回、ご夫婦にとって理想のマイホームを手に入れたF様ご夫妻。「もしハウスメーカーに頼んでいたら、ここまで満足のいく住まいにはならなかったかもしれません。とくにキッチンは取り扱い経験のない商品にもかかわらず、すぐに取り寄せ、社長自ら組み立ててくださいました。私たちの想いやこだわりを形にしてくれた井部社長には本当に感謝しています」と奥様。
家づくりにおいて重要なのは、施工会社といかに対話ができるか。住まい手と作り手のコミュニケーションがうまくいくと家づくりもうまくいく、という好事例ともいえるでしょう。

  • ▲ ご主人自慢の薪ストーブ。オフシーズン
    もインテリアとしても楽しめます

  • ▲ 階段や手摺もフローリングと同色に

  • ▲ 建具、クロゼットの扉や造作材はディープウォールナット柄で統一

  • ▲ 愛犬ジャック君の家も内装材と一体感のある同系色!

    ▲ 庭に設けた薪小屋。薪は地元の森林組合から購入されているそうです