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2018.05.08 ニュースリリース

自社工場の食堂をリノベーションし、多目的に利用できる空間へ
モチベーションアップで職場を活性化

 永大産業株式会社(本社:大阪市、社長:大道正人)は5月7日、内装、住設製品の生産拠点である「大阪事業所」の食堂をリノベーションし、お客様との商談などにも活用できる空間へと用途拡大を図りました。
 この新しい多目的空間には、当社の事業活動の核をなす「木」をイメージし、年輪を想像させる同心円状に配置したテーブル、樹木をかたどった間仕切りなどを設置しました。また、白を基調とした特設の壁には、持続可能な森林から出材した木が製品となるまでのプロセスをわかりやすいイラストで示すなど、空間全体として物語性を持たせるようにしました。
 今回のリノベーションは、若手社員に広い視野で物事をとらえ企画力を養う機会を持ってもらおう、との目的でスタートしたプロジェクトの成果です。多くの社員が集う食堂を心地よい空間に変えることで、社員のモチベーションを高め、職場の活性化を図ることも狙いとしています。

リノベーションの背景と狙い

 当社は、広い視野でものづくりに携われる人材を育成するため、2016年11月、総合研究所および建材、内装システム、住設の3事業部を横断する社内勉強の場を設けました。対象は入社2~5年目の若手社員が中心で、外部からの講師の指導のもと、約1年間、空間デザインなどの知識の習得に努めてきました。一方、それと並行する形で事業所の食堂における分煙化を目的とした食堂の改装計画が持ち上がりました。当初は小規模な改装を予定していましたが、勉強会に参加した若手から「リノベーションを通じて将来につながるものとしたい」との声が上がり、2017年11月、社内勉強会に参加した若手を中心にプロジェクトチームを立ち上げました。
 プロジェクトチームでは、住宅資材の総合メーカーにふさわしい統一感のある空間づくりを目指そうと、アイデアを出し合いながらリノベーションのコンセプトを固め、約半年かけて準備を進めてまいりました。最終的に①社員が集う食堂をリフレッシュすることでモチベーションアップと、社内のコミュニケーションの緊密化を図り、職場の活性化につなげる②食堂の用途だけではなく、お客様との商談にも利用できる多目的空間の機能を付加する、の2点を狙ったリノベーションを実施しました。

リノベーションのコンセプト

 当社では「木を活かし、よりよい暮らしを」を基本理念に掲げ、事業活動を展開しております。今回のリノベーションでも当社の事業活動の核をなす「木」をイメージし、年輪に見立て同心円状に配置した木製の湾曲型テーブル、上に向かって伸びる樹木をかたどった間仕切りなどを設置したほか、白を基調とした特設の壁には、持続可能な森林から出材した木が製品となるまでのプロセスをわかりやすいイラストで示し、空間全体として物語性を持つ仕上がりとしました。また壁にはプロジェクターを投影できるようにしたり、ホワイトボードを設けたりして、お客様との商談に活用できる空間を目指しました。

大阪事業所 食堂画像

  • リノベーション後の食堂(全景)
  • 社内のコミュニケーションを緊密化
  • 木製の湾曲型テーブル

  • 樹木をかたどった間仕切り
  • 木材とステンレス材の複合パネル
  • 原材料(木)から製品(住まい)に至るまでをイラストで表現

今後の展開

 他の事業所への水平展開も視野に入れながら、リノベーション、リフォーム需要の掘り起こしのためのノウハウを蓄積してまいります。

<問い合わせ先>
永大産業株式会社 マーケティング部 広報課
電話番号:06-6684-3058