樹種・カラー

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『樹種』

樹種それぞれが持つ材色、美しさ、個性を大切にしています。

 

ニレ

アイヌの神話では地上に最初に誕生した木とされ、「英雄の母」と呼ばれています。枝を大きく広げた雄大な樹形は北の大地のシンボルであり、世界四大街路樹のひとつとして街の景観を創ってきました。テーブルや楽器の材料としても好まれ、自然と人間の調和を表現した20世紀を代表する英国の彫刻家、ヘンリー・ムーアが好んで用いた木としても知られます。

ニレ
 
アカシア

アカシアの仲間は非常に種類が多く、800種類にもおよぶと言われています。オーストラリアやアフリカなどの乾燥した地域が原産ですが、近年熱帯アジアをはじめとした熱帯地域でも植林が進んでいます。古代エジプトでは、家具や工具などさまざまな用途で使われた、歴史ある樹種のひとつです。

アカシア
 
ブラックウォールナット

世界三大銘木のひとつに数えられるブラックウォールナット。17世紀から18世紀にかけては、ヨーロッパ家具史において「ウォールナットの時代」と呼ばれるほどの人気を博しました。その人気は時代を超えて受け継がれ、高級ホテルなどの重厚な空間を演出。木目の濃淡ある表情と木肌の落ち着いた色合いは、威厳に満ちたムードを醸し出します。

ブラックウォールナット
 
ブラックチェリー

海外ではサクラとして親しまれているブラックチェリー。その華麗な色合いから、18世紀から19世紀にかけて家具職人たちは「ニューイングランドマホガニー」と呼び、愛用したといわれています。以来、高級家具にふさわしい銘木として世界中で名声を獲得。その色合いは歳月とともに磨かれてきれいな飴色の光沢をまとい、インテリア空間を豊潤な雰囲気で彩ります。

ブラックチェリー
 
ハードメープル

カナダ国旗やメープルシロップでもおなじみのハードメープル。 北米ではホワイトアッシュと同様に生活道具や家具などに盛んに使用されてきました。やさしい乳白色の木肌には真珠を思わせる艶やかな光沢があり、多彩な表情でインテリアに彩りをもたらしてくれます。

ハードメープル
 
アッシュ

古来より人々の営みと深いかかわりをもつアッシュ。美しい木目と優れた材質からヨーロッパを代表する材として知られ、世界三大銘木にこのアッシュを含めて「世界四大銘木」と呼ばれることも。その木目ははっきりとしつつも、どこかやさしさを感じさせます。

アッシュ
 
シカモア

絹のような質感となめらかな木肌、美しい杢が特徴のシカモア。自然の芸術作品ともいえるこの杢の特徴的な美しさから、ヴァイオリンをはじめ船舶や高級家具、住宅の内装材として重用されています。透明感のある乳白色の木肌は空間を明るい空気で満たすとともに、陽の移ろいや見る角度によって多彩な表情を見せます。

シカモア
 
ビーチ

家具に欠かせない良質素材として愛されつづけてきたビーチ。ヨーロッパでは、自然の成長サイクルに合わせて計画的に植林・伐採されてきたサスティナブルな樹木として使用されています。ビーチ素材の家具や小物はナチュラル空間によく使われ、私たちの生活に溶け込んでいます。

ビーチ
 
オーク

「美しい樹」を意味するラテン語のQuercus(クェルクス)を学名に持つオーク。遺跡からオーク製の家具が発掘されるなど、古くより高級家具材・船材・建材として使われ、その強度と耐久性、美しさは、時代を超えて永く愛されてきました。くっきりとした力強い木目と、「虎斑(とらふ)」と呼ばれる独特の文様を描く杢は、空間に素朴な美しさをもたらしながら、端正で高級感のある印象も与えます。

オーク
 
カバ

赤みを帯びたきめ細やかな木目がサクラに似ていることから、木材としては、カバザクラとも呼ばれ、サクラの代用としても使われています。戦前は床柱や上り框、式台、樺細工などに利用されてきました。堅木としてはくるいが少なく、耐水性や強度に優れています。

オーク