3.ミラーキャビネットのお手入れ
1. 洗面カウンター、洗面ボウルのお手入れ
2. キャビネットのお手入れ
お手入れ方法
●中の物を取り出してください。
●台所用洗剤を含ませて固く絞った布で、汚れをよく拭き取ってください。
●洗剤が残らないように、しっかり水拭きし、その後乾いた布で水気を拭き取ってください。
●ミラーの表面汚れの除去には乾布、または湿った布を使用してください。
ガラス専用クリーナーを使用するときには裏面や端部に付着しないようにしてください。
ご注意ください
ミラーキャビネットの多くはプラスチック製です。
薬品や化粧品(クレンジングオイル、除光液、整髪料、毛染め液等)をプラスチックに付着したままにしておくと変色や変質、破損(ケミカルストレスクラック)の原因となるものもありますので、付着した場合は速やかに拭き取ってください。
 
【ケミカルストレスクラックとは】
樹脂成形品において、荷重がかかっている箇所に薬品や化粧品等が付着し、樹脂内部に浸透すると相乗作用によって割れや破損が発生する現象です。
・樹脂の劣化を促進する物質は油分・クレンジング剤など、特に限定はなく非常に広範囲に渡ります。
・割れなどの現象が発生するまでに時間経過を要する場合があります。
・ビスの締め付け部、部品はめ込み部、人による力、置物による加重などの応力がかかる部位で起こることがあります。
 
ケミカルストレスクラックによるひび割れ事例
お手入れ上の注意!
塩素系洗剤、漂白剤、酸類などを使わない
塩素系洗剤、漂白剤、酸類などを絶対使用しないでください。
サビの原因となります。
また、アセトン、 シンナーなどの溶剤も絶対に使用しないでください。
変色・変質、破損する恐れがあります。
金属たわしや粒子の粗いクレンザー、
金属磨き剤などを使用しない
金属たわし、ナイロンたわし、粒子の粗いクレンザーなどを使用しないでください。
キズが付き、光沢がそこなわれる恐れがあります。
 
 

お手入れ方法 「くもりストップミラー」 の場合

・「くもりストップミラー」はミラーの表面に水アカなどの汚れが付くとくもり止め効果が低下します。
・ミラーの表面の「樹脂膜」を傷めないために、水で5倍に薄めた無色透明な食器用洗剤(中性)を付けた柔らかいきれいな布で軽く拭いてください。
※無色透明な食器用洗剤(中性)を5倍に薄めて使う。
・指先で強くこすらないでください。
・右記の用具や洗剤は、ミラーの表面を傷つける恐れがあります。
使用しないでください。
※ミラー表面にキズが付いたり、変色(着色)した場合は、補修できません。有料による部品の交換になります。

ご注意ください

液体うがい薬・毛染め液・化粧品などを付着させない
付いた場合、ぬれたタオルですぐに拭き取ってください。くもり止め効果の低下や変色・変形の原因になります。
キズが付いたところを強くこすらない
キズの部分から樹脂膜がはがれる恐れがあります。
ミラー表面に、テープ・シール・ジェル状の飾り、吸盤などを貼らない
ミラー表面が変色(着色)したり、粘着材によりくもり止め効果がなくなります。