フローリングの種類

  • 複合フローリングとムクフローリング
  • 複合フローリングにはなぜ性能があるの?

『複合フローリングはなぜ性能があるの?』

使用場所や目的にあった基材の選択や構成により、性能が確保できます。

 
複合フローリングの構造
基材

複合フローリングの基材である合板とは、原木を大根のかつら剥ぎのように薄く剥いだ単板=ベニヤを乾燥させ、奇数枚の単板を木目方向(繊維方向)が直交(クロス)するように積み重ね、接着剤で貼り合わせ、1枚の板にしたものです。強度が安定して、寸法変化が少ないのが特徴で、フローリングのほか、様々な建築材料や家具などに広く使われています。

EIDAIでは、性能をより向上させるためにさまざまな工夫をしています。例えば「タフテックベース」という木材を繊維化し成形した高密度繊維板を使用した製品は、へこみ傷に強い性能を発揮します。また、耐熱性にも優れ、ヒビ割れも防ぎます。

直貼り遮音木質フローリング「ダイレクトエクセルシリーズ」は遮音性能を持つマンション用の製品ですが、これは裏面に特殊緩衝材を貼ることで、フローリングの上からの衝撃(イスを引いた音や物を落とした音)を吸収し、音を階下に伝わりにくくしています。遮音性能のあるフローリングを歩くとふかふかと柔らかく沈む感じがするのは、その特殊緩衝材を使用している構造上の特性なのです。

直貼り遮音木質床材直貼り遮音木質フローリング
 

※フローリングの性能とは、目に見えない基材部分の工夫によるものが大きいです。

塗装

塗膜の厚みにより質感や性能が違います。
3Dメイクや木肌美塗装など質感を際立たせる独自の塗装を施しています。

表面材

天然木や特殊シートを使用しており、デザインや表情、色選択の決め手になります。天然木は表面樹種が厚いほど、より深みのある美しさ、高級感があります。特殊シートとはオレフィンや紙のシートに木目や石目、抽象柄を印刷したものです。

化粧単板の厚み
単層フローリング VS 複合フローリング

EIDAIでは、特殊製法により寸法安定性に優れ、床暖房にも対応可能な単層フローリング「プレミアムク」をご用意しています。