意匠性と機能性を向上
システムキッチン「ラフィーナネオ」を発売

　永大産業株式会社（本社：大阪市、社長：枝園統博）は、主力製品のひとつであるシステムキッチン「ラフィーナエアプラス」の全面的なリニューアルを図り、意匠性と機能性を向上させた「ラフィーナネオ」として、4月22日から発売いたします。
「ラフィーナネオ」はワークトップの厚みを指す「見付け」の部分を、約20ミリと一般的な製品の半分まで薄くし、シャープな印象を与えるスクエアシンクを搭載してデザインを一新しました。さらに、シンク下の収納等にインナーポケットを設け、収納量だけでなく使い心地の良さも向上させました。
　また、当社の新ブランド「Skism（スキスム）」の製品とコーディネートできる扉柄を含め、10シリーズ計32柄の扉柄を取り揃え、キッチンからダイニングまでのトータル提案を可能にしました。
　当社ではボリュームゾーンから中・高級までの幅広い層をターゲットに、初年度10,000セット、3年後には13,000セット/年を販売する計画です。

ラフィーナネオに至るまでの経緯

　当社は2008年11月、当時のシステムキッチンの主力製品であった「セレラ」の後継機種として「ラフィーナ」を開発しました。この「ラフィーナ」は平面的な調理スペースを立体的に使える独創的な「スリーレイヤードシンク」を搭載し、大きく販売数を伸ばしました。
　発売から10年を経て、当社はこの製品の機能性、安全性などを向上させてまいりましたが、ここ数年、輸入キッチンにみられるように、意匠性もシステムキッチンを選ぶ上で大きな要素となっています。こうした状況から今回は特にデザインを重視して見直しを図ることにいたしました。

ラフィーナネオの特長

「ラフィーナネオ」には、ワークトップの厚み（見付け）を約20ミリと薄くし、シャープな印象を与える「スクエアシンク」を搭載してデザインを一新しました。
「スクエアシンク」は通常のプレス成型では作ることができません。溶接加工によるこだわりのシンクで、一般的にはオーダーキッチンや輸入キッチンでしか採用されません。また、このシンクは排水口の内部まで手入れしやすいのが特長です。「ラフィーナネオ」では、従来のステンレス製スリーレイヤードシンクや人工大理石製シンクもお選びいただけます。

スクエアシンク（6月発売開始予定）
排水口の内部までお手入れしやすい設計

　キッチンの外観は、ワークトップとエンドパネルと扉の柄を揃えた「スタンダードスタイル」、ワークトップとエンドパネルを同柄にした「スクエアスタイル」、ワークトップ、エンドパネル、扉を全て同じ柄に統一した「キューブスタイル」の3種類からお選びいただけます。

スタンダードスタイル
スクエアスタイル
キューブスタイル

　扉の柄は当社のブランド「スキスム」とコーディネートできるものを含め、10シリーズ計32柄をご用意しました（画像はシリーズの一部です）。

マット調木目シリーズ
クオリティ（Q）シリーズ
ラスティック（R）シリーズ

　さらにLDK空間として調和が図れるよう、従来のＩ型、L型などに加え、アイランド型、Ⅱ型を品揃えし、ダイニングテーブルまでセットで提案が可能なリビングユニット型をご用意しました。

キッチンプラン	仕様
Ｉ型	シンク、調理台、加熱機器が横一列に並んだ最もオーソドックスなキッチン
L型	シンク、調理台、加熱機器がＬ字型に並んだキッチン
ペニンシュラ型	キッチンの左右のどちらかが壁に接した対面キッチン
アイランド型	壁から離して島のように配し、開放感を優先させたキッチン
Ⅱ型	シンクと加熱機器を分け、2列となるよう配置したキッチン

ペニンシュラ型、アイランド型の追加バリエーション

タイプ	特長
パネル型	調理中の手元を隠すため、周囲をパネルで覆ったキッチン
リビングユニット型	リビングとのつながりを重視し、収納付きテーブルを一体化させたキッチン

手元を隠すとともに機能をもたせたパネル型（6月発売開始予定）
収納付きテーブルと一体化させたリビングユニット型（6月発売開始予定）

　このほかキャビネット内の収納は量だけでなく、使い心地のよさにも配慮し、L字型のインナーポケットをシンク下や加熱機器手前部分、キッチン中央付近に配置することで調味用ボトルなどを取り出しやすくしました。
　また、引き出しと連動してフタが開閉するダストボックス内蔵キャビネット「カクステ」を設け、ごみなどを楽に処分できるようにしました。