高齢者住宅・介護施設向けの内装建材を多数展示
ATCエイジレスセンターバリアフリー住宅コーナーを
大規模リニューアル

　永大産業（本社：大阪市、社長：枝園統博）は、大阪南港に面し、わが国最大規模を誇る健康・福祉・介護関連の常設展示場「ATCエイジレスセンター」内におきまして、先頃、当社バリアフリー住宅コーナーの大規模なリニューアルを実施いたしました。今回のリニューアルでは、バリアフリー改修や介護施設に適した様々な新製品を取り揃え、それらを体験的に比較できるようにすることで、より一層、製品の特長や使い方をご理解いただけるよう工夫いたしました。

　なお、同コーナーは2021年12月21日からリニューアルオープンしております。

今回のリニューアルの背景

　当社は2016年12月、高齢者住宅などに向けた製品を広くご紹介していくための展示場として、「ATCエイジレスセンター」内にバリアフリー住宅コーナーを設けました。

　この「ATCエイジレスセンター」には、福祉や介護用品に関心のあるお客様が、年間約10万人訪れます（2019年度）。新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年度はやむを得ない休館などから、約2万4000人と減少しましたが、2021年度は来場者数が回復傾向にあります。この背景には、在宅勤務の普及で居宅時間が長くなったことに伴い、バリアフリー化を含む自宅の改修に対する消費者ニーズが高まったことが考えられますが、当社では、こうしたニーズをとらえ、さらに当社製品の認知度向上を図る狙いから、今回展示コーナーの大規模なリニューアルを行いました。

展示品の概要

　バリアフリー住宅コーナーでは、「セーフケアプラス」（※）製品群の室内ドアやフローリング、手摺などの内装製品、またキッチンといった水回り製品を展示しております。

　今回の展示のコンセプトは「比較体験」です。例えば用途の異なる「室内ドア」を複数展示し（比較）、それをお客様に実際に開閉していただくことで（体験）、それぞれの製品の特長や違いを認識していただこうというものです。具体的には、車イスや介護ベッドも通れる吊り戸や、トイレでの介助のしやすさを考えたL型解放のドア、力の弱い方でも開閉しやすいスライドインドアなどをご用意しております。

　また、住宅の廊下に手摺を設置する際、ご利用者の方に適した設置高さを確認いただけるコーナーのほか、住宅内で事故の起きやすい階段では、踏板の視認性や蹴上げ高さの違いにより、昇降のしやすさをご体感いただけるコーナーも設けております。

※「セーフケアプラス」：小さいお子様からシニア世代まで安心・安全・快適に配慮した製品として、当社が2011年に発売した製品の名称