2025.05.21 ニュースリリース

約300mm幅のワイドサイズの直貼り遮音フローリング
「コンカーボダイレクト」発売

　永大産業株式会社（本社：大阪市、社長：枝園統博）は、2025年5月26日より、モチーフとなる素材の表情を余すことなく表現した、非木質意匠の直貼り遮音フローリング「コンカーボダイレクト」を発売いたします。

　本製品は、2023年11月に発売した高意匠フローリング「コンカーボ」と同じ化粧シートを使用し、その魅力を際立たせるため、直貼り遮音タイプとしては画期的な約300mmのワイド幅を実現しました。L-45等級の遮音性能と床暖房対応という高い機能性を持ちながら、トレンド感あふれる非木質意匠で、空間を美しく彩ります。

　当社ではお客様のニーズをくみ取った魅力ある製品で、これからもお客様のよりよい住まいづくりになお一層貢献してまいります。

製品発売の背景

　近年、住まいに対する価値観が大きく変化し、「機能性」だけでなく「空間の雰囲気づくり」や「個性の演出」が重視されるようになってきました。インテリアにおいても、石目調やモルタル調など”非木質意匠”を取り入れた異素材ミックスが主流になっています。”非木質意匠”の質感のある床材により、モダンで洗練されたインテリアを実現することが注目されています。

　こうしたトレンドに合わせ、2023年に発売した高意匠フローリング「コンカーボ」は、リアルな質感と迫力のある455mm幅のデザインで大変好評をいただき、「このデザインをマンションの直貼り用フローリングでも使いたい」というお声を多くいただきました。

　しかし、従来の直貼り遮音フローリング（145mm幅が主流）では、”非木質意匠”の質感の魅力を十分に引き出せないため、製品幅を広げる必要がありましたが、製品幅を広げると遮音性能が低下してしまい、寸法変化も大きくなることから、床暖房対応が困難になっていました。

　そこで当社では、独自技術により、約300mmのワイド幅でありながら、遮音性能・寸法安定性・床暖房対応の要求性能をすべて満たした新製品「コンカーボダイレクト」を開発しました。

コンカーボダイレクトの特長

1．ワイドな約300mm幅が空間に迫力と広がりを演出

ワイド幅のフローリングならではの大胆な見た目が、空間にゆとりをもたらし、上質なインテリアを演出。マンションのリビングやLDK空間を一段と洗練された雰囲気に仕上げます。

マンションなどの、集合住宅で採用されることの多い、芯々950mm前後モジュールでの廊下部の有効幅（890mm前後）を考慮して、施工性の良い295mm幅のサイズとしました。

2．L-45等級の遮音性能を実現

マンションに欠かせない遮音性能をしっかりと確保。階下への生活音を抑えます。

3．床暖房にも対応した優れた寸法安定性

ワイド幅ながら、温度変化による寸法の伸縮を抑制し、床暖房仕上げ材として安心してお使いいただけます。

4．モチーフとなる素材の表情を余すことなく表現
　トレンド感のある非木質デザインでこだわりの空間づくりを実現

石目調やモルタル調など、今注目の素材感を取り入れることで、ナチュラルからホテルライクまで、幅広いインテリアスタイルに対応します。

5．新築マンションはもちろん、リフォーム、リノベーションにお勧め

マンションでよく採用されるモルタル塗りやタイル貼りなどの床仕上げは、湿式工事となりL-45等級の遮音性能や床暖房性能を担保することが非常に困難ですが、「コンカーボダイレクト」であれば、これらの性能を担保することが可能で、モルタル塗りやタイル貼りなどの湿式工事が不要となります。

施工例

■ビアンコマーブル柄＜BMB＞

白く優雅なマーブル模様が、洗練された上品な空間を演出します。
　
■ライトモルタル柄＜MOL＞

無機質で硬質なイメージながらも、左官コテの跡を模した意匠が、独特の風合いを表現。クールな中にも温もりを感じさせる明るい印象に仕上がります。
■モルタル柄＜MON＞

無機質で硬質なイメージながらも、左官コテの跡を模した意匠が、独特の風合いを表現。空間をスタイリッシュに演出します。
■セラミック柄＜CRM＞

粒状感のある表情は、焼き物本来の素材感にあふれ、空間に落ち着いた明るい雰囲気を醸し出します。
　
■ダークスレート柄＜DSL＞

幾重にも重なる岩肌のような素材感とダークな色合いが、インテリア空間を重厚かつシックな装いに演出します。